五所の額

虎島(とらじま)の東の岩の斜面に、船上からも確認できるほどの大きな文字が刻まれています。五所の額(ごしょのがく)には、「禁殺生穢悪(きんせっしょうわいあく)、友ケ島五所、観念窟(かんねんくつ)、序品窟(じょほんくつ)、閼伽井(あかい)、深蛇池(しんじゃいけ)、剣池、寛文己酉雕」と書かれており、紀州徳川の初代藩主頼宣(よりのぶ)の命により刻まれたとされています。